179March-April 2012 ◎ Fitness Business 592012年3月■ティップネスナイキ開発運動メニュー同社は4月、ナイキが開発したプログラム「ナイキ トレーニング クラブ(NTC)」を導入する。ヨガや格闘技などの様々な動きを取り入れ、短時間で効率的な筋力向上をうたう。ナイキジャパンと12年度のプログラム利用で契約を結んだ。首都圏や関西の約60店で展開。ナイキブランドを生かし、運動経験の少ない初心者の参加を見込む。(2012.3.5 日経MJ)■メタボ指導低迷続く10年度にメタボ健診を受け、基準を上回り特定保健指導の対象となった人のうち、半年間の指導を最後まで終えたのは13.7%にとどまることが厚生労働省のまとめでわかった。前年度確定値の12.3%より微増したが、12年度の目標(45%)に比べ低迷が続く。厚労省によると、10年度の特定健診対象者は約5,219万人で受診者は約2,259万人(43.3%)。実施率は前年度の41.3%より上昇したが、12年度目標の7割を大きく下回る。半年間にわたり、保健師の指導などを受けながら改善に取り組む特定保健指導の対象は約406万人(18.0%)で、最後まで指導を受けたのは約55万人だけだった。(2012.3.7 日本経済)■東京都高齢者スポーツ参加促進東京都は高齢者のスポーツ参加を促すため、60歳以上向けのスポーツイベントを開催する場合、1団体につき年25万円まで補助する。身体を動かす機会を増やし、高齢者に健康を維持してもらうのが狙い。社会保障費の抑制効果も見込んでいる。補助対象になるのは体育協会や、地域スポーツクラブのうち、60歳以上の人向けのスポーツイベントを開く団体。指導者への謝礼金やグラウンドや体育館の使用料、5万円以下の消耗品の購入費などを助成する。告知のためのチラシの製作費や、通信費にも補助する。(2012.3.8 日本経済)■デサント正しい歩き方指導システム同社は3月下旬、歩行状態を分析して正しい歩き方につなげる「セーフティーウォークナビ」を発売。腰にセンサーを取り付け、歩行時の体の動きを測定。その場でパソコンにデータを送信し、アドバイスを画面に表示する。自分に合った正しい歩き方を知ることで、関節痛や筋力低下などにつながる歩き方の改善を目指している。(2012.3.16 日本経済)■ティップネスなどプールの天井落下3月14日、ティップネス宮崎台のプールの天井に張られた石膏ボードが落下し、女児2人が軽傷を負った。3月15日は各店舗のプール部分だけ閉鎖して、安全点検を実施した。プールの天井材が落下する事故は、過去にも全国各地で相次いでいる。(2012.3.17 日本経済)■ザ・ビッグスポーツなど横浜の団体保育活動拡充横浜市のNPOなどが保育活動を拡充している。ザ・ビッグスポーツが運営する「スポーツクラブビッグ・エス サンウェイ横浜」は全ての学年の小学生を対象とした学童保育を4月から開始。日曜日を除く週6日、近隣の小学校にバスで迎えに行き、午後7時まで預かる。学校の宿題などの面倒をみるほか、週1回は水泳や体操などクラブのスクール1種類を受けられる。授業料は週6回コースで月額2万9,800円。不定期で利用することもできる。(2012.3.19 日本経済)■スマートフォン向けアプリフィットネス、スポーツ有望スマートフォン向けアプリを海外でも展開する機運が高まっている。今後の伸びが期待できるジャンルとして注目されるのが体調管理やフィットネスに使えるアプリだ。オムロンヘルスケアは「ねむり体内時計」をリリース。ユアゴルフオンラインのゴルフスコアの管理アプリ「ユアゴルフ」は191か国で90万件以上ダウンロードされ、その6割が海外市場である。(2012.3.14 日経産業)■ダンス教室指導要領改訂で大盛況今春、子どものダンス教室が盛り上がりをみせている。フィットネスクラブなどが開くダンス教室は生徒数を順調に伸ばし、なかにはキャンセル待ちの店舗もあるほど。人気の理由は、4月から中学校の体育の授業でダンスが必修となったため、少しでも早いうちに習わせようと、幼児の入会も相次いでいる。東急スポーツオアシスは6月、東京・自由が丘にダンス教室専用の「THE☆STAGE」を開設。(2012.3.20 日本経済)■厚生労働省13年度から「非メタボ」も指導強化同省の「健診・保健指導の在り方に関する検討会」は「非メタボ」でも血圧や血糖値などが高かった受診者に対し、保健指導を強化することを決めた。13年度からの実施を目指す。血糖値などで一定の基準を策定した上で、保健指導のほか、医療機関で確実に受診させるなどきめ細かい対応を求めている。(2012.3.29 日本経済)2012年4月■新潟県見附市「健康の駅」で健康づくり同市は「日本一健康なまち」を目指して、08年5月に市立病院の中に「健康の駅」をスタートさせた。開設以来4年で、延べ約18,000人が利用。運動用具の器械、測定装置を設置し、血圧や骨密度、末梢血管の循環具合の測定器や体脂肪率、筋肉率などから内臓脂肪の程度を知る「メタボ測定装置」もある。保険、医療、介護の窓口を一体化し、健康全般についてアドバイスする「総合案内人(コンシェルジュ)」を置いている。(2012.4.1 日本経済)■二子玉川ライズ核テナント決定東京急行電鉄と東急不動産が二子玉川駅近くで開発を進める再開発ビル「二子玉川ライズ」の核テナントを決めた。フィットネスクラブには東急スポーツシステムが入る。(2012.3.23 日経産業) Industrial News業界情報
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