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May-June 2012 ◎ Fitness Business 60129コール氏だ。「『IHRSAトレンドレポート』は、『成功のプロファイル』やほかのビジネスに関する情報と同様に、私たちの前進を後押ししてくれます。年に4回にわたって新しい情報を提供してくれるところも素晴らしいですね。そのときどきの経済状況や、近い将来起こりうるだろう事柄について情報を与えてくれることは、常に最新の状態でいることを助けてくれるうえ、身の回りで起こる変化に流されず、注意深く物事を進めることをサポートしてくれます」。メリーランド州バルチモアにあるメリットアスレチッククラブの前代表であるマーク・ミラー氏も同意する。「我々は、将来何が起きるかただ推測するのではなく、きちんと事実から分析するために、きるだけ多くのデータや知識を集める必要があると思います。そして自分たちが行っていることが他一般からずれていないかチェックすることが大切だと思います。『IHRSAトレンドレポート』やCBIなどの情報も、私たちに多くのメリットをもたらしてくれることでしょう」。(© MAR.2012 ClubBusinessInternational)アイデアを提供してくれる。「IHRSAトレンドリポートはわずか20ページですが十分な情報をまとめています。なぜ人々がクラブに入会するのか、継続するのかについて詳しく分析しているからです」と、IHRSAの前代表であるジェイ・アブロディ氏は言う。「レポート結果は、消費者がクラブの会員になる際の障壁および、なぜ会員は退会するのかについても焦点をあてている。毎年出版している『IHRSAヘルスクラブ消費者レポート』と『成功へのプロファイル』、これらの最新の出版物は、会員の獲得や維持、そして業界内の競争に勝ち続けていくための多くのポイントについて説明している。『IHRSAトレンドリポート』作成に関わったレジャー・トレンド社のリサーチマネジャーである、ベサニー・クーナー氏は次のように語る。「『IHRSAトレンドリポート』では、世界中の1,000人にアンケートをとっています。初めて調査を行った2008年には、経済が急激に落ち込んだ年でした。そのため ’11年に、その落ち込みによって物事がどのように変化したかを見るために、再調査を行いました。科学調査やオンラインを利用してランダムにアンケートを行い、アメリカにおける代表的なサンプル事例をつかむことができました。その結果として、『IHRSAトレンドリポート』第一版は、クラブ経営者にとって、多くの有益な情報を掲載することができていると思います。例えば、年配の方は身体に何らかの問題を抱えていて、そのために自分たちはクラブに入会することができないと考えている傾向があります。そのような方たちは、パーソナルトレーナーがそれぞれの怪我やコンディションの状態に合わせてプログラムをつくり、改善してくれるということを知らないのです。このことは、クラブがもっと積極的に宣伝していい部分でしょう」。レポートのなかで、あなたに役立つ情報はどのようなものだろうか? ここでは、最初の章からいくつかの情報をご紹介しよう。2011年四半期末である9月30日、アメリカ人の16歳以上の人々のうち、16%がクラブの会員になっているという結果が出た。これは、2008年の同時期の12%と比べて飛躍的に向上している。ちなみに、クラブに参加する理由の上位は以下のようなものである。・リフレッシュのため(59%)・健康になるため(56%)・外見を磨くため(49%)・ダイエットのため(48%)・鍛えるため(45%)また、会員を続ける理由として、以下が挙げられている。・よい健康状態を維持するため(61%)・体調を整えるため/若々しくあるため/元気でいるため(61%)・通いやすい場所にあるため(52%)・マシンの種類が多いため(48%)・個人的な目標を達成するため(41%)同様に、クラブへ参加しない理由および、退会した理由としては以下のように述べている。・アンケート回答者の56%がクラブへの参加障壁として会費を挙げた。ちなみに、’08年度の調査で費用を挙げた回答者は62%であった。・会費はまた、継続においても障壁となっている。(38%)・10人のうち3人は、「あまりクラブに通えなかった」という理由で退会していた。特に女性より男性に、この理由を挙げる人が多かった。IHRSAメンバーたちはこの新しいレポートをどのように活用しているのだろうか? 「新しいライバルたちが業界に参入してくると思いますが、私たちは業界をさらに拡大させたいと思っています」と話すのは、カナダのオンタリオ州にあるラケットクラブのゼネラルマネジャーであるジェフ・マッ

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