Fitness Business 60 ◎ May-June 2012120Topics トピックス連絡は、ホームページの連絡欄を充実させた④ 震災前からの避難訓練、および救命法(心肺蘇生、AED)の訓練は定期的に実施⑤ 通常の事故、災害時の指示系統は整備されており、その運用を継続⑥ 損壊が著しかった水戸店の躯体耐震補強を実施⑦ 震災後、災害備品の見直しを行い、不足分を購入⑧ 電力制限令に従って各居室の温度設定、サウナ運転時間、プール空調運転時間の見直し、照明点灯調整。温度管理については、各エリアに温度計を設置し実際の温度を確認しながら調整。デマンド監視装置の設置進め、ピーク時の電力のカットに努めた。南西方向の窓に断熱フィルムを貼付。電力消費の多いプールの水銀灯をメタルハライドに変更し電力効率を上げた ⑨ FIAの主催の支援活動の一環として実施されたTシャツの販売を実施。仙台店、水戸店で、地域の方を対象とした復興イベントとして各種無料レッスン、発表会、販売会、ゲーム大会などを実施【アスリエ(文教センター)】① スポーツスパアスリエ鴻巣店/入居するビルの外壁の崩れ、消防装置の故障など、ビル全体の営業停止のため/11年3月11日〜25日休業 ② 鴻巣店の会員数は、11年3〜5月で160名ほど減少し、その後6〜7月で80名ほど回復するにとどまっている④ 年2回の防災訓練を実施。今後震災時の対応などシミュレーション訓練については要検討中⑤ 震度3以上の地震発生の場合、施設点検を行い、責任者へ店舗状況の連絡をする⑧ 11年節電営業期間中はプール水流ポンプなどの使用中止、館外照明設備の消灯、電灯の間引き点灯を実施⑨ 店頭にて義援金BOX設置 チャリティレッスン、イベント開催など【アトリオ (東急スポーツシステム)】④ 店舗毎に避難訓練を実施⑤ 事務所などスタッフエリアでの明示を徹底⑦ 必要備品を再度確認整備したが、備品の追加は特になし⑧ 夏、冬は政府指針に準じ実施(マシンの使用制限、空調の調整、照明の点灯削減など)⑨ 祝日などにチャリティレッスンイベントを数回開催⑩ 震災1年後の12年3月11日に、哀悼の意を表す(黙祷など)とともに、会員さまとスタッフに啓蒙を促した【ゲオフィットネス】① ゲオフィットネス郡山/ライフラインが寸断され電気・ガス・石油の供給の目処が立たなかったため/14日間休業② 震災直後の11年4月は3月比5%低下。11年10月には3月比104%と震災前に対して4%増加(震災直後の在籍からは8%増)③ ジュニア会員の保護者に関しては、通常の緊急連絡網でのメール配信が可能④ 震災以降、社内での災害対策マニュアルを更新し、スタッフ教育に盛り込む⑤ 大災害では通信インフラが断絶し通常時の指揮系統が機能しないため、災害時においては速やかに権限委譲を行い、現場の最高位責任者が営業判断を行えるよう職務権限基準を変更⑦ 災害備品リストを整備し、初期の救援物資が到着するまでの5日間、スタッフが生活できる水・食料を備蓄。そのほか同震災の被災地店舗で欠乏した物品もリスト化し備蓄。備蓄物品の確認(賞味期限確認も含む)を、毎年3月11日に実施⑧ LED照明への切り替えを試験店舗でテスト中⑨ 義援金募金を実施【ベル・フィットネス】② 増加傾向。震災による近隣クラブ閉鎖のため。閉鎖クラブ近隣以外の場所からの紹介入会者も例年より増加③ 会員管理ソフトから抽出したデータを参照し、主に電話で確認をとる④ 避難訓練の実施(緊急時のスタッフのポジションニング、エリア別会員さま誘導方法など)、インカムによる伝達訓練⑤ 防災本部へ連絡および他店舗間の連絡網作成。インカムを利用し、情報共有とともに社員が各エリアの指示を促す⑦ 懐中電灯、ラジオ、電池、タオル⑧ 各エリアの電球の間引き、機械室スイッチタイマーの見直し。LEDへの変更を検討中⑨ 脂肪買い取りイベント総額の20%をベル・フィットネスが負担、チャリティイベント期間中の来館人数分の金額、チャリティレッスンにより集まった寄付金すべてを日本赤十字社へ寄付⑩ 風化させることなく、支援し続けることが大切と考えており、定期的にチャリティイベントを開催する予定【R-body project】③ 予約の入っているお客さまに電話連絡、Web上での告知④ 防災訓練の実施、スタッフ居住地域の各避難場所の確認
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